よく使う機能をツールバーに入れると効率よく作業が進められるようになります。この機能はOfficeでは共通の操作となりますので,ExcelやPowerPointなどでも同様の方法でカスタマイズできます。
例)レイアウト枠を挿入するボタンを追加する
レポートなどでは,図表番号が必要となることが多々あります。Wordにある図表番号機能を使うと,図を移動しても振り直しの必要がなく大変便利です。
ただし,通常の状態で使うと,図の下にテキストボックスとして挿入されるため,扱いが不便です(グループ化するという手もありますが...)
また,図表目次がうまく作成されないといった問題も発生することがあります。
ここでは,このような問題を解決するため,右図のようにレイアウト枠を利用した回り込みの方法をご紹介します。
この手順には,ツールバーのカスタマイズ(レイアウト枠挿入ボタン)が必要です
これで,図表と図表番号・説明文がセットで動くようになり,レイアウトがしやすくなります。
Wordの機能を利用して図表番号を振ると,図表を配置した場所に応じて,番号を自動で振ってくれます。また,振った番号を本文中で使いたい時には,“相互参照”を使うと番号が変わった時に自動で書き直してくれて便利です。
以上の操作で,図表番号が振られます。
プレビューのついていないEPS形式で読むのが結構きれいで良さそうです。
通常プレビューのついていないEPSはOfficeXP以下のバージョンでは読めないらしいのですが、Office2003リソースキットのConverter Packをインストールすると、フィルタ部分がOffice2003と同等になり読めるようになります。
epsフィルタのほか、jpegやgifのフィルタも更新されるようですので、セキュリティ的にもこちらを使うのがよいと思われます。
Microsoft Office Converter Pack
http://www.microsoft.com/japan/office/ork/2003/tools/BoxA07.htm
以下、貼り付け方の手順です。この方法はExcelやPowerPointでも可能ですが、画面表示には適さないのでおすすめできません。
これで拡大縮小、回転などをしてもきれいに印刷できます。
図をたくさん挿入すると、動きが悪くなり編集しにくくなったり,ファイルサイズが大きくなったりします。
解決法として、画像を文章ファイル(.doc)に埋め込むのをやめて、リンクして表示させるようにするのは一つの手です。
しかし、以下のようなメリット・デメリットがあるため場合に応じて使い分けましょう。
これで、リンク貼り付けとなります。簡単です。
ファイルのリンク先を変更したいなど、リンクのメンテナンスは、
編集(E)−リンクの設定(K)で行います。リンクファイルがないときはグレー表示となって使用できませんのであしからず。
というときは,文章校正の機能が一生懸命働いている可能性があります。
そんなときは,以下の手順で動きが良くなるかもしれません。