Illustratorに関するメモ

このページではIllustratorを使ってて気がついてことをメモしてます。
カテゴリが増えてきたらまた分けます。参考程度にしてください(^^ゞ

Illustrator(*.ai)ファイルが読めない

aiファイルが不正なオペレーションが...といわれ不完全にしか読めなくなる時があります。
Office関連ファイルから，フォントに太字などの指定がしてある部分をコピー＆ペーストするとダメっぽいです。Wordの文章をはじめ，Excelのグラフでもおこります。 こまったものです。

そんなとき，Illustrator 10以上で作成されたファイルなら，

1. ファイルの拡張子を.ai→.pdfに変更
2. Illustratorで新規にファイルをつくる
3. ファイル(F)−配置(L)で先ほどのファイルを選択
4. リンクのチェックをはずして
5. 配置ボタンをクリック

以上で直る可能性があります。
ただし，Illustratorでpdf互換ファイルにチェックが入っていないといけません。
ただ，普通はデフォルトでチェックがはいっているので大丈夫のようです。
保存の時はそのままがよいようで。

参考 破損したファイルのトラブルシューティング(Illustrator 10/CS)

貼り付けたグラフが重い

Excelのグラフ（散布図）をコピー＆ペーストすると余計なクリッピングマスクが付いてきて（マーカー１つ１つがクリッピングマスクされている），かなり動きが重くなるようで。

そんなときは，

1. 選択−オブジェクト−クリッピングマスクで，クリッピングマスクを選択
2. すべて削除
3. １つ１つのマーカーにグループが残ってしまうので，マーカーをすべて選択して，Shift＋Ctrl＋Gでグループ解除
4. マーカーの種別（系列）ごとにグループ化しておくと後から便利かも
5. ついでにグラフの部品（タイトルなど）もグループ化してすっきりしておくと，さらによいかも

これをしておくと，相当動きが良くなるようです。

フィルタと効果の違い

パスの加工をする際にフィルタと効果を利用することがありますが，その違いは

• フィルタ…パス自身を変形する
• 効果…パスは変形せず見た目だけ変更する(アピアランス属性となる)

柱状図などで不整合を表すときには，フィルタを使ってパスを変形した方が色を付けるときとかは便利かも。

図の枠を書くときに角を丸くしたい時などは，効果を使って，パスを変形しても角丸が変形しないようにした方がよいかも。